
世界的フードテックスタートアップコンペティション「CULINARY ACTION ON THE ROAD BY BCC GRAND FINALE 2024 @BASQUE」セッション
■テーマ
 「CULINARY ACTION ON THE ROAD BY BCC GRAND FINALE 2024 @BASQUE」
■セッション概要
 世界で一番ミシュランの星が多い都市は東京、しかし人口当たりで一番多いのはスペイン・バスク州にあるサンセバスチャン。いまや美食の街と言えばサンセバスチャンとして、世界に名をとどろかせる人口18万人の街です。
地中海に面して海も山も素材が豊富、フレンチの伝統継承からの脱却としてのヌーベルクイジーン、そして小都市ゆえの生き残り戦略としてのレシピの共有化、女性禁制の男性だけによる会員制コミュニティキッチン「美食倶楽部」など、様々な理由がありますが、実はその中核として価値を生み出しているのが、2011年に誕生したBasque Culinary Centerという4年制大学です。
シェフとしての技術だけでなく、生産者や環境、観光など食を全方位でとらえた視野の広さを育成し、今や世界を代表するレストランに限らず、未来の食企業などに人材を多く輩出しています。更に、修士・博士課程では、科学者・食企業・スタートアップとの共創を加速し、イノベーションを生み出してます。
そんなBasque Culinary Centerが世界5大陸で実施するフードテックスタートアップコンペティションがCulinary Action on the Road by BCCです。Tokyo Food Instituteが2023年から共催し、今年も2回目の日本代表をグランドファイナルに送りました。
4月15日に開催される大会での世界の他地域の代表の様子をはじめ、世界のフードテックについて、Basque Culinary Centerで起業家担当のAnder Lopez氏をお迎えしてお話を伺います。また、今回の日本代表OISSYの鈴木隆一氏からもその様子と、副賞としてのBCCネットワークから受けられるメンターリングセッションなどの展望についてもお話頂きます。
■登壇者(敬称略)
ANDER LÓPEZ DELGADO
 ENTREPRENEURSHIP MANAGER – BASQUE CULINARY CENTER
鈴木 隆一氏
 OISSY株式会社 代表取締役社長
Rocky Sawara
 TFI 事務局長
セッションの様子は下記より動画をご覧いただけます。

北海道帯広市出身。慶応義塾大学環境情報学部卒業後、東京建物株式会社にて、住宅事業、米国駐在を経て、国内外不動産クロスボーダー取引を担当。2021年より、サステナブルのその先“リジェネラティブ”な社会を東京から実現するため、FOODを軸とした共創とイノベーション創出をサポート。2024年には、スペインBasque Culinary CenterのGastronomy Open Ecosystemの海外初拠点として、東京八重洲にGastronomy InnovationCampus Tokyoを開設。

