2024.06.06

美食と Science科学を融合した食の4年制大学「GASTRONOMY SCIENCEの最先端BASQUE CULINARY CENTER」セッション

■テーマ

「GASTRONOMY SCIENCEの最先端BASQUE CULINARY CENTER」

 

■セッション概要

スペイン・サンセバスチャンに2011年に誕生したBasque Culinary Center。Gastronomy美食と Science科学を融合した食の4年制大学として、シェフとしての技術だけでなく、生産者や環境、観光など食を全方位でとらえた視野の広さを育成し、今や世界を代表するレストランに限らず、未来の食企業などに人材を多く輩出しています。更に、修士・博士課程では、科学者・食企業・スタートアップとの共創を加速し、イノベーションを生み出しています。

 

東京建物は、Basque Culinary CenterとTokyo Gastronomy Innovation Campus構想を推進しています。昨年は、BCCのシェフリサーチャーを日本に招聘し、Gastronomy Science思考の製品開発を日本の食メーカー様や科学者向けに実施、更にGastronomy Science思考のレストラン運営を日本のシェフの皆様に開校しました。

 

本年はスペイン・サンセバスチャンのBasque Culinary Centerを会場に、日本の食プレイヤー60名が参加。BCCメンター陣を前に、18社によるプレゼンとフィードバック、ネットワーキングを実施しました。事前には、海外プレゼン道場を開催し、イベント後には継続した個別面談により、具体的な共創を生み出そうと動き出しました。

 

本セッションでは、参加企業様による将来の可能性について報告会を実施します。

 

また同じく美食の聖地スペイン・バスク州で開催されるフードテック・カンファレンス「 Food 4 Future」で日本が話題となっています。今年4月に開催されたFood 4 Futureのハイライト及び来年度の意気込みをスペイン大使館の内田様よりご紹介します。

 

■登壇者(敬称略)

GENERAL MANAGER – NEW FRONTIER DEVELOPMENT DEPT.
SATOSHI OTSUKI

 

SUGURU KITAGAKI
クオンクロップ株式会社 代表取締役

 

スペイン大使館経済商務部 産業投資協力担当アナリスト
内田 瑞子

 

カゴメ株式会社 事業開発室
一般社団法人PLANT BASED LIFESTYLE LAB
佐藤 慎哉

 

インクルージョン・ジャパン株式会社 取締役
竹丸 淳志

 

モデレーター:
一般社団法人TOKYO FOOD INSTITUTE 事務局長
ROCKY SAWADA

 

セッションの様子は下記より動画をご覧いただけます。

プロフィール
沢田 明大
Rocky SAWADA
東京建物 まちづくり推進部FOOD & イノベーションシティ推進室 室長

北海道帯広市出身。慶応義塾大学環境情報学部卒業後、東京建物株式会社にて、住宅事業、米国駐在を経て、国内外不動産クロスボーダー取引を担当。2021年より、サステナブルのその先“リジェネラティブ”な社会を東京から実現するため、FOODを軸とした共創とイノベーション創出をサポート。2024年には、スペインBasque Culinary CenterのGastronomy Open Ecosystemの海外初拠点として、東京八重洲にGastronomy InnovationCampus Tokyoを開設。

鈴木 隆一
Ryuichi SUZUKI
OISSY株式会社・代表取締役社長。慶應義塾大学院理工学研究科修士課程修了。在学中よりシステム開発の受託などを行いながら慶應義塾大学SFC研究所研究員も兼務。慶應義塾大学共同研究員・特任講師を歴任。AI搭載「味覚センサーレオ」を開発して、OISSY株式会社を設立。著書に「日本人の味覚は世界一」「味覚力を鍛えれば病気にならない」など。「世界一受けたい授業」「ガイアの夜明け」などにも出演。味覚の受託分析や食べ物の相性研究を実施している。
東京建物
tokyo tatemono