東京建物×リバネス リジェネラティブ・シティ実証PJ第一弾 木庭(MOKUTEI)公開!
「都市のための森から、森のための都市へ」をコンセプトに、廃材を利用して都市に集まる人々の手によって苗木を育てることで、自然の営みの中にあった「倒木更新※2」を再現し、森を再生すると同時に人々のウェルビーイングも向上するリジェネラティブな試み木庭(MOKUTEI)が公開されました。
木庭について:https://tatemono.com/news/20251020.html
これは東京建物とリバネスが進める「リジェネラティブ・シティ実証PJ」の第一弾として、東京建物が本社として入居する東京建物八重洲ビルの地下2階に設置され、2025年10月20日から一般公開されています。
「木庭 MOKUTEI」に利用する木材は、雷で割れたり、2本の木がくっついたりとさまざまな個性を持つ一方で、一般的な木材としては価値が付きにくい木材を採用しています。また、苗木や植栽は木材の原産地である東京都西多摩郡檜原村の生態系を再現したものとなっています。苗木や苔はビルのワーカーや来館者など通行する人々が水を吹きかけることで成長していき、1~2年後には成長した苗木を檜原村の自然環境に植樹することで都市と自然環境の間の循環による森の再生を実現します。また、都市で生活する人々に「都市に居ながら森の再生や生物多様性の保全に貢献する」という新しい自然とのつながりの感覚を提供することで、人々や社会のウェルビーイング向上を図ります。
今後、ビルのピロティやオープンスペース、エントランスのほか、商業施設の吹き抜け空間などさまざまな場所において本プロジェクトの展開を目指します。
| 場所 | 東京建物八重洲ビル 八重仲ダイニング 地下2階 (東京都中央区八重洲1-4-16) |
| 設置開始日 | 2025年10月20日 |
| 協力会社 | 設計:VUILD / 秋吉浩気、宇都宮惇、伊勢坊健太 苔監修:Japan Moss Factory / 井藤賀操 植栽設計:BIOTA / 磯島肇、茂木真琴、伊藤光平 roots in field / 内田皓基 構造監修:Graph Studio / 荒木美香、氏岡啓威 丸太材用意:東京チェンソーズ / 吉田尚樹、社本真里 植栽基盤監修:イケガミ / 池上靖幸、中西研大郎 製作:VUILD / 花田康史 丹工舎 / 丹羽芳徳、柴田和幸 電気:杉浦電気 / 小堀博史 |
| リジェネラティブ・シティ実証PJとは | https://lne.st/2025/05/30/regenerative/ |

